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１ 迅速な対応による問題解決

　問題を後回しにすると解決が難しくなるの当たり前です。何か問題が発生したら迅速に対応することが必要です。例えば、滞納管理費の問題など何の手立ても無ければ直ぐに何十万円、何百万円と多額になってしまい管理組合の運営にも支障を来すことになります。たとえ、管理を管理会社に委託していても、電話、訪問、督促状などの催促はしてくれますが、最終的には管理組合自らが対処しなければならない事柄です。仮に、滞納額が６０万円以下ならば「少額訴訟」という制度があり滞納管理費の回収に役立ちます。どうぞマンション管理士の持つノウハウの活用をご検討ください。

２ コミュニケーションの重視

　ともすると専門家は自分達だけに通用する言葉で話しをしがちです。それでは、一生懸命に説明しても相手に正しく伝わるとは限りません。相談に来られる方は、マンションの管理に詳しい方々ばかりではありませんし、殆どの居住者様も同じです。コミュニケーションを図るには、お話をよく聞き、分かりやすい言葉で親身になって説明することが最も重要だと当事務所は考えています。

３ 長期的な視野に立った指導・援助

   マンションは、居住者様の大切な財産です。しかしながら、マンションは、建築が完了し居住者様がそこに住み始めた時から劣化、言い換えるならば財産の価値が目減りしていきます。敷地の価値が上がっていくならば目減りを抑え込むことも可能ですが、近年よほど恵まれた場所でないかぎり期待はできません。そこで重要なのは、いかに財産としての価値を下げないかです。その為に必要なことは、マンションの管理を10年後、20年後、はたまたもっと先の未来を見据えて計画的に推し進めていくことだと当事務所は考えています。